Unseen World Tarot タロット紹介【珍しい】

unseen world tarot
スポンサーリンク

「Unseen World Tarot」の紹介です。エクストラカードが1枚追加された79枚組です。
個人作家の方が制作しているタロットですので、まだあまり出回っていないかもしれません。購入方法は後述します。

絵柄紹介

大アルカナ

大アルカナの最後に、エクストラカードが1枚追加されています。

unseen world tarot
下の写真の真ん中がエクストラカードです。「22 The Ancestor Spirit」と表示されています。

unseen world tarot

小アルカナ

unseen world tarot

概要・特徴

著者はリトアニア共和国の方です。個人で制作していらっしゃいます。
目には見えないけれど、この世に確実に存在しているものや、エネルギー、スピリットなどからインスピレーションを受けて制作したとのことです。
描かれている花、動物、記号などにも作者の意図が込められています。

サイズは実寸で 70 x 120 mm。一般的なRider Waite版通常サイズとほぼ同じ大きさ。
表面はマットな仕上げ(ベルベットフィニッシュ)で、ろうのようなヌメっとした手触りです。
紙質は厚め。

使用感

気に入ったところ

背景色の淡いグラデーションが溶け合ってとても美しく、見とれてしまいます。
建物などの人工物や、森や海などの自然界、水しぶきなどの現象の絵が、1枚のカードの中で何層にも重なっているデザインです。
そのため同じカードであっても、めくるたびに人物に目がいったり、背景の建物に目が行ったりと新鮮に感じます。

デッキ自体も、ベルベット仕上げということで高級感があります。

イマイチなところ

人物をシルエットにしたのは面白いアイデアだと思いました。顔の好き嫌いにとらわれずにリーディングできるからです。
ただし背景が淡い色合いなので、人物の黒が強すぎるように感じることもあります。思わず「人が邪魔…」と思ってしまうことも💦
黒が半透明であれば、柔らかい印象のこのデッキのイメージにもっと合いそうだ、と個人的には思いました。

紙が厚いので、手が小さめの方はシャッフルが若干やりにくいかもしれません。
厚みのせいもありますが、独特なマット仕上げのために摩擦が若干高めで、ジャンピングしやすいです。あまりポンポン飛び出すとカードにどんどん傷がつき、なおさら飛び出しやすくなるので、できるだけ丁寧にシャッフルした方がよさそうです。

購入場所

個人作ということで、大手ネットショップでは今のところ手に入りません。私はEtsyの作家ご本人のサイトで購入しました。

少し前に購入したので、輸送にかかった時間は忘れてしまいましたが、たぶん2週間ぐらいで到着したと思います。頻繁にセールをしてくれていますので、気になる方はタイミングをチェックしてみてくださいね。

おわりに

ため息がでるような美しさです。とても気に入って使っています。
このデッキの動画も作りましたので、よろしければご覧ください。




error: Content is protected !!