「トート・タロット」の全絵柄を紹介しています。ここでは基本的なトートタロットデッキの絵柄を紹介していますが、トートタロット系で絵柄の違うデッキも多種発売されています。
ちなみに、こちらはデッキ単体での購入ではなく『決定版トートタロット入門』という書籍に同梱されていたもので、中身はごく普通のトートタロットでした。
絵柄紹介
【大アルカナ】
【小アルカナ】
コートカードの位は上からナイト、クイーン、プリンス、プリンセスとなっています。
概要・特徴
製作者
トートタロット自体の著者はアレイスター・クロウリーですが、私が購入したものは上述の通り、『決定版トートタロット入門』という書籍に同梱されているデッキで、この書籍の著者はヘイズ中村氏です。ハードカバーの書籍は高級感があります。
アレイスター・クロウリーがデザインに込めた意図や、特に大アルカナに関しては数ページにわたって天体の位置との関連なども詳しく述べられており、奥が深すぎて私には正直ついていけないのですが興味深いです。
サイズ
トートタロットのサイズはおもに3種(ポケット・スタンダード・ラージ)あり、ここで紹介しているものはスタンダードサイズで、実寸で 70mm × 110mmです。一般的なライダーウェイト版のスタンダードサイズと比べるとやや小さめです。
使用感
気に入ったところ
トートタロットのベーシックなデッキが1つ欲しかったので満足です。カードの名称がライダー版と違うものもあり新鮮です。
イマイチなところ
絵柄自体の好みは分かれるかもしれません。個人的には、説明的で分かりやすい絵というよりも象徴的な絵という印象です。小アルカナは、ライダー版と違い各スートのシンボルの数が変わっていくスタイルです。
サイズ面では小さいポケットサイズが良かったのですが、今回は書籍の方を重視して購入したのでデッキサイズを選べませんでした。
購入場所
2020年3月現在、書籍セットはやや入手しにくい印象です。ただし在庫がない店舗でも、タイミングによってまた在庫が復活しているケースもあります。
タロット単体での購入であれば、各店舗にてどのサイズでも容易に入手可能です。
おわりに
タロットというとまず、ライダー版から入ってそのままライダー系を求め続ける方も多いかと思いますが、トートタロットを眺めていると、慣れ親しんだカードの新たな意味に気づくことがあり、新鮮な気持ちでリーディングが行えるかもしれません。手元におひとついかがでしょうか。