芸術的なデザインの「マーガレット・ピーターソン・タロット」を紹介します。
実はしばらくブログ更新をサボっている間になんと、新しいバージョンも発売されていましたっ💦
このページは旧バージョンの紹介になります。ご了承ください。
新バージョンの方は写真で見ただけですが、カード絵柄の周囲がワインレッドに縁取られており、
そちらも素敵です。今から購入される方は、好きな方を選べて良いですね。
もしや、さらに別の新バージョンも出ていたりする?
↓↓↓ 下のリンクは現在発売されている新しい方のバージョンです。
絵柄紹介
大アルカナ
カード名は、一般的なライダー版に比べて、ところどころ違っています。
たとえば9番はThe Crone(老婦人)、12番はTrial(試練)、14番Mediatrix(仲介者、聖母マリア)、20番Renewal(再生)となっています。
小アルカナ
スート名はFlames(Wands)、Cups(Cups)、Feathers(Swords)、Coins(Pentacles)となっています。
またコートカードは、Mother、Father、Daughter、Sonとなっており、意味はそのまま家族の中の役割をイメージしているが、象徴としての意味もあるとのことです。
概要・特徴
サイズは実寸で 95 x 140 mm。タロットにしては大きめな印象です。紙は薄く、ペラペラです。
新しいバージョンでは違うのでしょうか?デザインだけでなく、紙質なども改善されているかもしれませんね。
使用感
気に入ったところ
あくまで個人的な感想として、大アルカナのHierophantとJusticeの絵にハッとしました。
これまで曖昧だったこの2枚の世界観を、自分の中でようやく消化できた様に感じました。
一見、抽象的でわかりにくい絵柄のように思われるかもしれませんが、
78ページからなる説明書が付属しており、絵についての詳しい解説があります。
たとえばカップの9は貝殻の上に真珠が一粒だけ乗っている絵柄ですが、
解説書でその真珠が何を意味しているのか、説明してくれています。
イマイチなところ
大アルカナと小アルカナの違いがパッと見ただけでは分かりづらいです。
ぱっと見て分かるようなデザイン上の区別がないんですよね…。
また、大アルカナはカード上部にローマ数字がありますが、小アルカナにはありません。
2021年3月現在、日本語版は出ていませんでしたが、今はどうでしょうね💦
2022年3月に、20周年記念特別仕様のタロットが発売されています。デザイン的にはここで紹介している旧バージョンより豪華な印象になっているようです。
このデッキはオラクルカードぐらい大きいので、シャッフル時などは扱いづらいです。
しかし描かれている絵画の詳細を楽しむにはこのサイズが必要だと思います。
これ以上カードを小さくしてしまうと、絵のインパクトが弱まってしまいますので、サイズの大きいデッキは一長一短といえますね。
おわりに
全カードをめくるだけの簡単な紹介動画も作りましたので、
もしよろしければこちらもご覧ください。