ネイティブ・ジャーニー・タロットの紹介【Native Journey Tarot】

native journey tarot
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個人販売されているタロット「Native Journey Tarot」の全絵柄を紹介しています。メジャーな出版社から販売されているデッキと違い、こういったインディーズデッキは作者のこだわりも強く、カードの紙質も上質のものが多いですね。



絵柄紹介

全体的に淡いグラデーションで描かれた美しいカード。海や陸の生物が描かれており、人間の姿は登場しません。

大アルカナ

大アルカナの各カードには、キーワードが3個づつ書かれています。

カード名は、一般的なタロットとまったく違います。解説書によると、大アルカナ22枚をオラクルカードとして使用することも想定したとのことで、タロットとは異なる22枚の意味も収録されています。一粒で二度楽しめますね。

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小アルカナ

各スートのモチーフが一般のタロットとは異なり、ワンド=羽、カップ=器、ソード=矢、ペンタクル=石で表現されています。

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数札はマルセイユ版に近く、各スートのマークが増えていく様式。コートカードには象徴動物が描かれています。キングはチーフ、クイーンは女性チーフ、ナイトはハンター、ペイジはチャイルド、という表記になっています。
中央の三角形の各辺の部分にキーワードが1個づつ記載されており、カード下部にも3個記載されていますので、各カードに計6個のキーワードが書かれています。

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概要・特徴

制作者はRayne Jackson Visions LTD。3人の著者の名が記載されています。サイズは実寸で 88mm x 126mmと、タロットにしては大きめ、オラクルカードよりは小さめです。

カードの紙自体は薄いですが、リネン加工というのでしょうか、麻の布地のような加工がしてあり、高級感があります。ザラザラなのにサラサラ(笑)。一言でいうと手触りはとても良いです。

使用感

気に入ったところ

淡いグラデーションで描かれた図柄が幻想的で、気に入りました。海の中でダイビングしているような気分になります。それは同時に、背景の描写が明確でないというデメリットにもなるので、好みは人によって分かれそうですね。

大アルカナの名称といい、小アルカナのモチーフといい、かなり独特なデッキですが、キーワードも書いてあるので、タロット初心者でも意外に使いやすいのでは、と感じました。

デザインがとても緻密で美しく、じっと眺めていたいカードです。

イマイチなところ

仕上げの雑な部分がたまにあります。キーワード3個が書かれているはずなのに2個しか印刷されていないカードがあったり(ただし解説書に印刷されている画像にはちゃんと3個書いてある)、白い絵のうえに白文字が重なっていて読みづらかったり、紙質が他とは明らかに異なるカードが混ざっていたり。

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この、他とは明らかに紙質が異なるカードは上の写真の中央にあるものですが、他よりも色が薄く、とても厚みがあり、表面加工も他とは違っています。試作用の紙が混ざったのでしょうか。

色が違う程度なら気にしないのですが、シャッフル中にこのカードが、やたらと飛び出します。紙の厚さやサイズが若干違ったり、表面の仕上げが異なるカードが混ざるとこうなります。余談になりますが、私がジャンピングカードを採用しない理由はここにあります。

カードは使用するうちにどうしても歪んだり、表面に傷や汚れがついたりします。するとシャッフル中に引っかかる原因となり、ジャンピングし、すっ飛んで机等にぶつかるため傷がつき、さらにジャンピングしやすくなり、必然的に触る頻度も増えて汚れも他のカードよりつきやすくなることでシャッフル中にさらに引っかかって飛び出し…。ですから、同じカードばかりがジャンピングするという方は、そろそろ新品に変える時期だと思います。

で、話を戻しますとこのデッキでそのカードが出たときは、スルーしてもう一枚引くようにしています💦

購入場所

私はetsyの作者サイトで購入しました。2020年末現在、25%オフのセール中でした。Etsyのシステムはよく知らないのですが、〇〇%オフになっている商品を結構よく見かけます。タイミングによっては安く買えていいですね。

おわりに

こちらのカードの紹介を動画にまとめました。無駄な語り無し、開封シーン無し、淡々と78枚のカードをめくるだけのシンプルな構成です。もしご興味ありましたらご覧ください。


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