夢診断・夢占いに使えそうな「ドリーム・インスピレーショナル・カード」の紹介です。
絵柄紹介
概要・特徴
人が夢を見る時によく出てくるような光景を一枚一枚のカードに描き、解説書で各カードの意味を説明しています。現実に意識している世界と夢の世界とのギャップを埋める橋渡しに、というコンセプトで作られたカードで、計78枚あります。
作者はIsa Donelli氏、デザイン担当はLuigi di Giammarino氏で2005年発売となっています。
サイズは実寸で 66mm × 120mm。長さはありますが、幅がトランプ程度なので扱いやすい大きさだと思います。
使用感
気に入ったところ
夢の中の世界だけに、現実ばなれしたシュールな画に魅かれます。オラクルカードにしては枚数が多く、タロットと同じ78枚組のためタロットのようにも使えるという説明があったような気もしますが実際どうなんでしょうか。
紙質はツルツル、さらさらで滑りがいいです。むしろ滑りすぎ。シャッフルはしやすいです。
イマイチなところ
4か国語でカード名が記載されているパターン(Lo Scarabeo製のシリーズに多い)は好みが分かれるところだと思います。文字が多いと興ざめするといった方もいらっしゃるかと思います。絵の周りをかこむ水色の枠は爽やかで個人的には気に入っています。
個人的には、夢の意味を知る手掛かりに使えそうなところに一番期待していたのですが、実際には絵柄から受け取る印象と解説書の説明が合致しないものが多い印象です(amazonの英文レビューにもそのような意見がいくつかありました)。ですから納得がいくためには説明書に頼らず自分の勝手な印象で解釈するしかなく、夢の意味は結局わからずといったところです(笑)。とはいえ、通常のオラクルカードとしては楽しめます。
購入場所
あまりメジャーなデッキではなく、今のところ日本語版も出ていないため、洋書取扱いのある通販での購入をお勧めします。私は楽天で購入しました。2020年3月現在では注文できない商品となっていますが、たまに再注文可能になったりしますので、ご興味ある方は入荷リクエストなどしてみてもよろしいかもしれません。
amazon(米国版)では取り扱いがあるようです。
おわりに
夢を題材にしたデッキは意外に見かけないですね。夢の意味を知る手がかりになるのか、というと個人的には有効活用できているとは言えず、もっぱらシュールレアリズムな絵柄を楽しむに留まっています。「夢解釈」にはこだわりすぎないほうが良いかもしれません。