絵柄のとても美しい易経オラクルカード「タオ・オラクル」を紹介します。計64枚と詳しい解説書がセットになっています。最近流行っている(?)、いわゆる易タロットです。
全カードのデザイン
美しい絵柄は各カードの意味をイメージしており、各カードにキーワードが表記してあります。
ほかにカード面に書かれている情報は、右下に下卦と上卦、左下にその八卦をエレメントで表現したもの(天沢火雷風水山地の8つ)、カード上部にエレメントを色で表現した陰陽の円です。
(カード上部の漢字名は私がペンで書き込んでいます。)
作者は、和尚禅タロットのデザインを担当しているMa Deva Padmaさんです。和尚禅タロットについては別途、このブログで紹介します。
(上の写真は和尚禅タロット)
サイズ・材質
133mm × 89mmで、かなり大きめです。厚すぎも薄すぎもせず、ごく普通の厚みです。いかにも「紙」といった材質ですが、光沢を抑えた印刷面がさらさらとした感触で、しっとり落ち着いた高級感を出しています。
易・易経とは?
英語でI-chingと紹介されているのは易経のことで、中国語の発音がそのまま英語となっています。
易経の64卦をカード形式にしたものは、他にも「易タロット」「易カード」等の名称で何種類かでています。ただ、カード面にキーワードが書かれているものは、今のところここで紹介しているタオ・オラクルのみのようです(2019年末現在)。
スマホやiPhoneの易経アプリも存在しています。私も1つ試してみましたが、お手軽に易の世界を楽しめます。手軽なぶん、おみくじのような引き方となってしまいますので、あまり深い読み取りはできないかもしれません。
同梱物
大きな解説書が入っており、英文ではありますが易経の基本について結構詳しく書かれています。本卦のみならず之卦の解釈も載っています。易経について全く何も知らないユーザーでも、本を見れば易経の占い方の基本を実践することができます。
ただし、やはり日本語で理解した方が分かり易いので、私は易経の本を別途購入し、常にそちらを参照しています。
1枚引きのようなおみくじ的な使い方であれば、カード自体にキーワードも書かれており絵のイメージも分かり易いので、いちいち本を見ずにカードだけでも十分に楽しめます。絵柄だけからでも十分いろいろなイメージがわくので、初心者でも問題なく楽めると思います。
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