セルフ・セラピーカードの紹介【チャック・スペザーノ博士】

セルフセラピーカード
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2000年に発売された、チャック・スペザーノ博士による「セルフ・セラピー・カード」の紹介です。カードのほかに、ハードカバーの詳しい解説書が同梱されています。

全48枚のカードをカードを展開することで現在における自身の悩みの原因とその解決法のヒントを見つけようとするものです。自己カウンセリングや自己啓発など、自己の内面を静かに見つめ直し、前に進みたい方にお勧めです。


絵柄紹介

全48枚のカードは、心理学を利用した6つのカテゴリーに分かれています。それぞれのカテゴリーに8枚のカードが所属します。カードを引くことで、自分が無意識にハマってしまいがちな注意点や、勝手な思い込みなどに気づくことになります。当たるとか外れるといった話ではなく、あくまで自分の中に元からある答えを客観的に見つけ出す手助けとなるデッキです。

このデッキ特有の並べ方・スプレッドがあり、カードを展開していくと納得のいく答えが得られます。カードの解釈に慣れてきたら、自分に合ったスプレッドを決めるのもいいと思います。私の場合は解説書のものだけで満足です(笑)

被害者のカード(黒)No.1~6

セルフセラピーカード

人間関係のカード(オレンジ)No.9~16

セルフセラピーカード

無意識のカード(青)No.17~24

セルフセラピーカード

ヒーリングカード(緑)No.25~32

セルフセラピーカード

ギフトカード(ピンク)No.33~40

セルフセラピーカード

恩恵のカード(白)No.41~48

セルフセラピーカード

サイズ

サイズは117mm × 67mmです。一般的なタロットデッキとほぼ同じで、わずかに細い程度です。

使用感

気に入ったところ

絵柄のデザインが色鉛筆で描いたようなほんわかとしたタッチで可愛いです。

付属の解説書が、ハードカバーでとてもしっかりしています。内容も深く詳しいです。下の写真ではあえて文章の一部をぼかしていますが、各カードについてのキーワード的な意味、詳細な説明、このカードが出たら考えるべきこと、という3本柱の記載があり、長いものは5ページにもわたる詳細な解説が書いてあります。カードのみで手軽に遊ぶことも可能ですが、ぜひ本を参照することをお勧めします。むしろカードなしで本だけでも読み物として十分な読みごたえがあります。

セルフセラピーカード

イマイチなところ

個人的にはカードの裏面デザインがあまり好みではありません(汗)。紙質は薄く、いかにも紙という感じで高級感はありませんが、かといって悪いというほどでもありません。人によっては全く気にならないでしょう。

購入場所

私は紀伊国屋書店で、占い以外の心理学系カードを探していてたまたま見つけました。ネット通販でも2020年1月現在、普通に取り扱いはあるようです。この手のカード商品はけっこう早くに絶版となるケースが多いので、気になる方は早めに入手されることをお勧めいたします。

おわりに

1つ家にあると便利なデッキだと思います。自分でも気づいていなかった自分の中の闇や思いグセに気づかされるチャンスがここにあります。カードが出した結果に納得がいかないときも、そこは自分にとって問題ではなかったんだと再確認することができます。

このカードに限らずタロットでもオラクルカードでもなんでも言えると思うのですが、実体の無いものを信じるのではなく、自分の中にあるものを探す、気づく、そのような向き合い方がよいのではと思います。占い系に影響されやすい方はのめり込みすぎないよう、ご注意ください。

 

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